入社4年目で、新規事業立ち上げに携わる、責任と使命。
現在私は、シノケンオフィスサービスの経理課にて、企業経営に関わる経理業務全般と、以前出向していたジック少額短期保険との橋渡し役を担当しています。ジック少額短期保険とは、2013年9月にシノケングループがM&Aにより子会社化した保険会社で、当時私はその立ち上げ役として、出向していました。この出来事は、私のキャリアにおいて、とても貴重な経験でしたので、今回は当時のことを中心にお話ししたいと思います。
私が立ち上げ役として出向するにあたって、2つのミッションがありました。ひとつは、シノケングループに少額短期保険業のノウハウを継承すること。もうひとつは、ジック少額短期保険を上場会社の子会社として、相応しい会社へと導くこと。この2つのミッションを遂行するために、営業、管理、事務、業務企画、損害調査など、ほぼすべての業務に携わりました。経理財務として入社した私にとって、何もかもが初めての経験で、何をするにしても『ゼロ(0)をイチ(1)』にすることの大変さを改めて痛感しました。出向中は、親会社と子会社の架け橋になることを心がけていましたが、結果的には板挟みになってしまうことも多々ありました。しかし、シノケングループの新たな事業展開に携わる責任、保険新商品を開発する使命など、未知のステージに挑戦する機会が多く、その都度考え、苦労することで、自分自身の大きな成長に繋がったと感じています。