自分が法務として活躍できるのか不安でしたが、
せっかくのチャンスだと思い、部署異動を決意しました。
大学卒業後、将来は弁護士になりたいと思い、予備校に通いながら司法試験の勉強をしていました。勉強しながらも収入を得るために派遣社員として働くことになり、シノケンに入社しました。実は当時、たまたまシノケンのアパートに住んでいてたので不思議な縁を感じています。派遣社員として配属されたのは
、融資や契約書作成をおこなう部署。書類のチェックや正社員のサポート業務がメインでした。その後、同じ部署内の契約書を作成・管理するチームに配置換えがあり、重要事項説明や売買契約書の作成業務を担当しました。派遣社員として1年半勤務したころに、正社員登用のお話をいただきました。将来は法律に関わる仕事をしたいと考えていましたが、正社員登用の面談で「シノケンには弁護士が在籍する法務室もあり将来異動する希望が叶うかもしれない」と説明してもらったこともあり、自分の夢を叶えるために段階的にステップアップしていくイメージを持てたことで入社を決意しました。
派遣社員として勤務した期間もあわせて3年が経過したころ、法務室への異動について打診がありました。正社員登用の面談のときに法務の仕事に興味があると話していたのを覚えてくれていたのだと思います。大学の法学部で法律を学んで司法試験の勉強をしていたとはいえ、法務としては未経験。実務経験がないなかでチャレンジすることに不安が大きかったのを覚えています。話があった直後はどういうことを期待されているポジションなのかも分からなかったし、即戦力を期待されても正直難しいなと思っていました。一方で、もともと興味のあった分野でもあるので前向きに考えたいという気持ちもありました。自分としてはチャレンジしてみたいけれど、実力的には足りない。そんなジレンマでなかなか結論が出せませんでした。そんなときに背中を押してくれたのは、当時勤務していた部署の担当役員や同僚の「同じグループなんだし困ったことがあればサポートするよ。」という言葉。この言葉でせっかくのチャンスなんだし挑戦してみようと前向きに考えられるようになり、異動を決意することができました。